コミュニケーション

デール・カーネギー「人を動かす」人を変える九原則の要約・感想③

 

 

みなさんこんにちは!

 

 

こうじです。

 

 

複数回にわたってお届けしてきた、デールカーネギー著「人を動かす」シリーズも今回でラストです。

 

 

それではいってみましょー

 

 

デール・カーネギー人を動かす「人を変える九原則」期待をかける

 

 

ボールドウィン汽車製造会社のサミュエル・ヴォークレーン社長はこう言う──

 

「どこかいいところを見つけて、それに敬意を表してやると、たいていの者はこちらの思いどおりについてくる」

 

要するに、相手をある点について矯正したいと思えば、その点について彼はすでに人よりも長じていると言ってやることだ。

 

「徳はなくても、徳あるごとくふるまえ」とはシェイクスピアの言葉だ。

 

相手に美点を発揮させたければ、彼がその美点を備えていることにして、公然とそのように扱ってやるがよい。

 

良い評判を立ててやると、その人間はあなたの期待を裏切らないように努めるだろう。

 

出典元:人を動かす 文庫版(創元社・2016年)/デール・カーネギー 著/P296を引用

 

 

 

これは心理学でいうところのラベリング効果の事だと思います。

 

 

「あの人は、このような人間だ」

 

 

とレッテルを貼る事で、その通りに振る舞うようになるという心理です。

 

 

悪い方にレッテルを貼ってしまうとダメですが、期待を込めて良いレッテルを貼るのは素晴らしい事だと思うんですね。

 

 

僕が以前勤めていた職場で、「クレドレター」という制度がありました。

 

 

これは同じ職場の人の“良いな”と思う部分をレターに書いて、月に一回みんなの前でそのレターを読み上げるというものです。

 

 

改めて考えると、この制度はめちゃくちゃ良いです。

 

 

だってみんなの前で、自分の事をほめてもらえるんですから。

 

 

もう自己重要感が高まりまくりです(笑)

 

 

で、その時に同僚の人で普段は大人しくて、愛想もあまりない人がいたんです。

 

 

そんな人がふとした時に見せた笑顔がとても素敵だったので、それをクレドレターで書いた事があるんです。

 

 

そしたらそれが発表されて以来、その人は積極的に笑顔を見せるようになりました。

 

 

その時に、『人は期待をかけたりほめたりすると、ビックリするぐらい変わるんだなぁ』と感じたんです。

 

 

ぜひ周りの人に“良いレッテル”を貼ってあげてください。

 

 

期待をかけると、人は驚くほど変わる。

 

 

デール・カーネギー人を動かす「人を変える九原則」激励する

 

 

子供や夫や従業員を、馬鹿だとか、能なしだとか、才能がないとか言ってののしるのは、向上心の芽を摘み取ってしまうことになる。

 

その逆を行くのだ。

 

大いに元気づけて、やりさえすれば容易にやれると思い込ませ、そして、相手の能力をこちらは信じているのだと知らせてやるのだ。

 

そうすれば相手は、自分の優秀さを示そうと懸命に頑張る。

 

出典元:人を動かす 文庫版(創元社・2016年)/デール・カーネギー 著/P303を引用

 

 

 

 

人が何かをやろうとしてる時に、「あんたには無理だよ」とか「やめといた方がいいよ」とか言うのは、相手の意欲を完全に削ぐ行為です。

 

 

そんな事を言うより、『きっとできるよ』って励ましてあげたほうが、よっぽど良いと思うんですよ。

 

 

※もちろん法に触れるような事とかは別ですよ^^;

 

 

それに何かをやってもらいたい時も、

 

 

『君なら簡単だよ、きっと大丈夫』

 

 

『絶対やり遂げる事ができるよ!』

 

 

って激励したほうが動いてもらいやすくなると思います。

 

 

激励して、『自分もできるんだ』と自信を持たせよう。

 

 

デール・カーネギー人を動かす「人を変える九原則」喜んで協力させる

 

 

一、誠実であれ。守れない約束はするな。自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えよ。

 

二、相手に期待する協力は何か、明確に把握せよ。

 

三、相手の身になれ。相手の真の望みは何か?

 

四、あなたに協力すれば相手にどんな利益があるか?

 

五、望みどおりの利益を相手に与えよ。

 

六、人に物を頼む場合、その頼みが相手の利益にもなると気づくように話せ。

 

これで、必ず相手から良い反応が期待できると考えるのは、やや単純すぎる。

 

だが、少なくともこの原則を応用しなかった場合にくらべると、相手を変える可能性は高くなる。

 

これは、大勢の人が経験している。

 

もし、わずか十パーセントでも成功の確率を高めたとしたら、十パーセントだけ人を変える能力を高め得たことになる。

 

そして、これこそ、その努力がもたらす〝利益〟なのである。

 

出典元:人を動かす 文庫版(創元社・2016年)/デール・カーネギー 著/P312~313を引用

 

 

 

 

人に物を頼む時は、イヤイヤよりも、進んで協力してもらえると、嬉しいですよね。

 

 

そのためには、誠実に、そして相手に対する利益があるという事を伝えれば、相手に喜んで協力してもらえる可能性が上がるという事です。

 

 

もちろん引用にあるように、それで全てが上手くいくといった事はないとは思いますが^^;

 

 

でも、僕もこの六つの事柄を意識するようになってから、頼みごとをする時も引き受けてくれる確率も上がりましたし、頼みごとをしやすくなりました^_^

 

 

ぜひ意識してみてくださいね。

 

 

頼みごとをする時は、誠実に、そして相手の利益も伝えよう。

 

 

デール・カーネギー人を動かすの学び・要約のまとめ

 

 

これでデールカーネギー著「人を動かす」は全て完了です。

 

 

この「人を動かす」関連の記事を読んで興味を持っていただいた方は、ぜひ本を読んでください。

 

 

本当に人生変わるレベルの本だと思います。

 

 

もちろん僕とデールカーネギーさんとはレベルが段違いなので、僕も本に書いてある事を全て実践出来てるわけではありません。

 

 

ただ何度か書きましたが、この本の中で僕が最大のポイントだと思う部分が二つあります。

 

 

それが

 

 

「相手の自己重要感を高める」

 

 

「相手の自尊心を傷つけない」

 

 

 

という事なんですね。

 

 

なのでこの部分だけは徹底的に意識していますし、この部分を意識するだけで、凄く豊かな人間関係を築けるようになりました。

 

 

みなさんもぜひ、この二つのポイントは意識してみてください。

 

 

きっと幸せで豊かな人生が待っていますよ^_^

 

 

それでは♪

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