コミュニケーション

デール・カーネギー「人を動かす」人を説得する十二原則の要約・感想①

 

みなさんこんにちは!

 

 

こうじです。

 

 

今回はデールカーネギー「人を動かす」からPART3である

 

 

「人を説得する十二原則」

 

 

についての要約・感想をお伝えしていきます。

 

 

このPARTもかなり多いので、複数回に分けてお届けしていきますね。

 

 

それではいってみましょー^ ^

 

 

デール・カーネギー人を動かす「人を説得する十二原則」議論を避ける

 

 

議論は、ほとんど例外なく、双方に、自説をますます正しいと確信させて終わるものだ。

 

議論に勝つことは不可能だ。

 

もし負ければ負けたのだし、たとえ勝ったにしても、やはり負けているのだ。

 

なぜかと言えば──仮に相手を徹底的にやっつけたとして、その結果はどうなる?

 

──やっつけたほうは大いに気をよくするだろうが、やっつけられたほうは劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨するだろう。

 

──「議論に負けても、その人の意見は変わらない」

 

出典元:人を動かす 文庫版(創元社・2016年)/デール・カーネギー 著/P152を引用

 

 

 

 

けっこういますよね。

 

 

議論をして相手を打ち負かして優越感に浸る人、、、

 

 

実は恥ずかしながら、僕も昔はそのタイプでした^^;

 

 

でも議論して相手を打ち負かしても、良い事なんか一つもないんですよね。

 

 

打ち負かされた相手はもちろん嫌な気分しか残らないだろうし、打ち負かした方もその時はスッキリしても、後からだんだん嫌な気持ちが出てきてしまいます。

 

 

そして、議論で打ち負かしたとしても、相手の気持ちを心から変える事は絶対にできません。

 

 

それに気づいてからは、議論する事をやめました。

 

 

だってお互い嫌な気持ちになった上で、得られる物は何もないなんて最悪ですからね、、、

 

 

僕の周りにいる営業マンで、お客様を言い負かすような事をやっている人がいますが、そんな人は論外です。

 

 

そんなやり方で契約なんかもらえませんし、仮にもらえたとしても、お客様に喜びはありません。

 

 

議論するのではなく、相手を受け入れる気持ちが大切だな、と感じています。

 

 

もちろん会社の会議とか、裁判とかで議論は必要だとは思いますが、個人の間では議論するのはお互いにとって良い事はないんですね。

 

 

議論をして言い負かしても、相手の気持ちは変わらない!受け入れる事を考えよう。

 

 

デール・カーネギー人を動かす「人を説得する十二原則」誤りを指摘しない

 

 

セオドア・ルーズヴェルトが大統領だった時、自分の考えることが、百のうち七十五まで正しければ、自分としては、それが望み得る最高だと、人に打ち明けた。

 

二十世紀の偉人がこのとおりだとすれば、我々はいったい、どうなのだろう。

 

自分の考えることが五十五パーセントまで正しい人は、ウォール街に出かけて、一日に百万ドル儲けることができる。

 

五十五パーセント正しい自信すらない人間に、他人の間違いを指摘する資格が、果たしてあるだろうか。

 

目つき、口ぶり、身ぶりなどでも、相手の間違いを指摘することができるが、これは、あからさまに相手を罵倒するのと何ら変わりない。

 

そもそも、相手の間違いを、何のために指摘するのだ──相手の同意を得るために? とんでもない!

 

相手は、自分の知能、判断、誇り、自尊心に平手打ちを食らわされているのだ。

 

当然、打ち返してくる。考えを変えようなどと思うわけがない。

 

どれだけプラトンやカントの論理を説いて聞かせても相手の意見は変わらない──傷つけられたのは、論理ではなく、感情なのだから。

 

「では、君に、そのわけを説明しましょう──」

 

こういう前置きは、禁物だ。

 

これは、「私は君より頭が良い。よく言い聞かせて君の考えを変えてやろう」と言っているに等しい。

 

まさに挑戦である。相手に反抗心を起こさせ、戦闘準備をさせるようなものだ。

 

他人の考えを変えさせることは、最も恵まれた条件のもとでさえ、大変な仕事だ。

 

何を好んで条件を悪化させるのだ。

 

自ら手足をしばるようなものではないか。

 

人を説得したければ、相手に気づかれないようにやることだ。

 

誰にも感づかれないように、巧妙にやることだ。

 

出典元:人を動かす 文庫版(創元社・2016年)/デール・カーネギー 著/P161~162を引用

 

 

 

 

間違ってるな、と思うことがあると、つい嬉々として指摘したくなるものです。

 

 

なんか自分が優位に立てるような感覚になるんでしょうね。

 

 

でも間違いを指摘された人は、自分を正当化してきます。

 

 

そして結果として反感を買ってしまう事になってしまいます。

 

 

なので相手が間違ってるなと思っても、それを直接に指摘するのはあまり良くありません。

 

 

そうではなく、相手自身に「それは間違いである」と気づかせる事が重要なんですね。

 

 

相手の間違いを直接指摘すると、それは反感となって帰ってくる。

 

 

デール・カーネギー人を動かす「人を説得する十二原則」誤りを認める

 

 

自分が正しい時には、相手を優しく巧妙に説得しようではないか。

 

また、自分が間違っている時──よく考えてみると、自分の間違っている場合は驚くほど多いものだ──

 

そういう時には、すみやかに自分の誤りを快く認めることにしよう。

 

この方法には予期以上の効果がある。

 

そのうえ、苦しい言いわけをするよりも、このほうが、よほど愉快な気持ちになれる。

 

ことわざにも「負けるが勝ち」と言う。

 

出典元:人を動かす 文庫版(創元社・2016年)/デール・カーネギー 著/P185を引用

 

 

 

 

言い争いになりそうな時に、少しでも自分に非がありそうな場合は、すぐに謝った方がいいです。

 

 

そうすれば相手はそれ以上責めて来ません。

 

 

仮にこっちが誠心誠意を見せて謝ってるのに、さらに責めてくるような人をとは距離を置いた方がいいと思います(笑)

 

 

大体の人は先にこっちが謝れば、「こっちこそごめんね」ってなるもんなんですね。

 

 

営業でクレームが来た時も、こっちに非があれば、変な言い訳をせずに誠意を込めて謝るのが一番効果的です。

 

 

しっかりと相手の話を受け止めて、そして謝る。

 

 

そうすればそれ以上、お客様も責めてはきません。

 

 

素直に謝るというのは、大人になればなるほど難しい事のように思います。

 

 

しかしこれが出来るようになれば、人間関係を良好にしていく上で、ものすごく強力な武器になるんですね。

 

 

こちらに非がある場合は、とにかく素直に謝ろう。そうすれば相手の態度も変わる。

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